今度は、いつ帰って来れるのだろうか。もう二度とこの地を踏むことはないのだろうか、そんな思いを抱きつつ、いつまでも眺めていた。島での思い出は、波しぶきが消えるように、ひとつづつ消えていく、島を離れ、島の良さに気づき、そして・・・・・・。